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領事サービス向上・改善のためのアンケート

サイト管理人

海外にお住いで、管轄の日本領事館や大使館に在留届を出してメールアドレスを届けている方には、各大使館・領事館から「領事サービス向上・改善のためのアンケートへの協力のお願い」というメールが届いたことと思います。今年は、1月16日から29日までの間に回答を送ってください、とあります。


過去一年間に領事館・大使館を利用した際、窓口で不満がある対応をされた経験があれば、このアンケートで外務省に届けるのは大変いい機会です。逆にとても丁寧で親切な対応をされたことも回答すれば、職員の方の励みになると思います。


海外在住の方はご自分の経験や感じていることを、1月29日までにアンケートで回答しましょう!


このアンケートの回答は、領事館を経由せず、直接外務省に届くようになっているので、回答を送ったのが誰かは特定されずに送ることができます。


毎年1月に実施されているアンケートで届く回答のためか、これまでも手数料のクレジットカードでの支払いができるようになったり、また今回も新しく、戸籍謄本が必要な場合にも、マイナンバーを持っている人にはオンラインの旅券申請に限りこのマイナンバーを記載することで、日本から取り寄せる必要がなくなっているようです。


ここ数年当会に、旅券更新の際の窓口で、国籍選択届の提出を強制されたり、すでに提出していても「日本の国籍選択届を出しているのに、なぜまだ外国籍を持っているのですか。」とか「次までに外国籍離脱証明書を持ってきてください。」などと言われたという報告がいくつかありました。


国籍選択届の提出は義務なので、「こういう法律がありますよ。」というお知らせをすることは職務だと思いますが、上記のように窓口で当事者に圧力をかける言動は行き過ぎであり外務省の意向には沿っていないとのことです。(「出生による複数国籍保持者のパスポート申請 について外務省からの回答」の記事を参照)


また、旅券更新の際に、配偶者や親の滞在許可証を提示するように、できなければ旅券申請を受理しない、という対応の報告もあります。これも、申請者とは別人の条件を理由に旅券が更新されなければ外国に滞在することができなくなるという、在外公館の邦人保護の任務にも反することになります。


この回答は一年以内に経験したことという制限があるようで、このアンケートにアクセスして回答する際、最初にある「この一年以内にこの領事館を利用しましたか?」というような問いに「ない」と答えると、もうそこでアンケートが終わるようになっています。


一年より少し前の経験でも、ぜひ届けたい場合は、ここは「ある」と答えれば回答を続けることができます。


もし、在留届やメルアド登録をしていなくて、直接リンクが送られていなくても、領事館のウェッブサイトを検索すれば、トップページにこのアンケートへのリンクが出ているのでここから回答することもできます。


海外在住のみなさま、ぜひ、1月29日までのこの機会を利用して、在外邦人の声を届け、在外公館のサービス向上に役立ててもらいましょう。


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