衆議院議員の河野太郎氏がご自身のサイトで二重国籍について1月15日付でご意見を発信されています。
両親のそれぞれの国籍と文化を受け継いで育った子どもが、どちらかの国籍を選択し、他方を放棄することを迫られている現状を改める余地があるのではないかと私は思っています。
二重国籍を認めていない国や兵役の義務が課せられている国を除いた国々の、両系血統主義で得た子どもの国籍を、22歳以上になっても保有することを認めていくべきではないでしょうか。
この他に、アメリカのような出生地主義の国で生まれたことにより国籍を得た場合や、優れた業績を持つ研究者などが研究などの都合などで他国の国籍を得た場合に、国籍の選択を迫ったり、日本の国籍の放棄を義務づけたりすることについても、議論する余地があるのではないかと思います。
日頃から当会が主張してきたことと同様な主張です。立法府・行政府に属する方によく理解していただくことは、困っている人たちの意見を伝えて将来の法改正に繋げていく大きな力になります。
全文はこちらのリンク(河野氏のブログ、ごまめの歯ぎしり)からお読みください。
政府の閣僚経験がある政治家の方からこのような発信があることはとても心強いですね。