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海外在住の日本人の外国籍取得に関するアンケートにご協力ください

更新日:2021年3月18日

 「国際結婚を考える会(Japan Association of Intercultural Families)」では、日本人の外国籍取得に関するアンケートを作成致しました。本調査の対象となる方は、海外在住の日本人(または元日本人)の方です。日本にお住まいの方、更に海外在住の方は、ぜひ、お知り合いの海外在住の日本人の方々にアンケートのリンク(以下)をお送りください。また、ご回答くださる予定の方にも、このアンケートを拡散して頂きたい旨、お知らせ頂けると嬉しく思います。

 ご使用のメールサーバーの設定によっては、「このリンクは別のサイトに属していて正しいサイトの場合もあるが、偽造サイトの可能性もあります。それでも開封しますか?」というような警告がたまに出ることもあると報告されていますが、どうぞ安心してご開封ください。

 出来るだけ大勢の方々からご回答頂くことを希望しております。尚、アンケートの締切は2021年7月末とさせて頂きます。



 アンケートの趣旨は以下の通りです。


 国籍法11条1項により、自らの意思で外国籍を取得した日本人は、日本国籍を自動的に喪失してしまいます。2018年3月、欧州に住む8人がこの規定の違憲性を問う「国籍はく奪条項違憲訴訟」を提起しましたが、2021年1月、東京地裁は請求を退ける判決を下しました。原告は上告しましたので訴訟は継続中です。

 敗訴となった要因のひとつとして、この国籍法条項が、海外で暮らす日本人に対してもたらす困難な実情が、日本社会に十分に伝わっていないことがあると思われます。本アンケートの目的は、外国籍を取得された(元)日本人の方、そして日本国籍を維持するために居住国の国籍取得をしない方、取得を躊躇している方から、できるだけ多くのご回答を頂き、国籍法11条1項が、皆さまがよりよく生きる上で、具体的にどのような制約になっているかを明らかにすることです。アンケートの結果は、国籍法改正に向けた請願活動で、国会陳情における資料として活用し、更に違憲訴訟弁護団の方々に参考資料として提供したいと考えております。

 このアンケートは匿名で行いますが、後日、補足調査のためご連絡させて頂いても構わない方は、メールアドレスをご記入頂くことになっています。補足調査で個別に質問させて頂くこと以外に、メールアドレスは使用致しません。また、皆さまのご回答は個人情報保護のもと、公開、転送などは致しません。

 国籍法についてのご質問は「国際結婚を考える会」kokusaikekkonwokangaerukai@gmail.comにお寄せください。また、当会のホームページに国籍法に関する情報がありますので、是非ご覧ください。国籍法勉強会の資料集

「国籍はく奪条項違憲訴訟」原告団が実施したアンケート調査結果の論考は下記サイトでお読みいただけます。https://irdb.nii.ac.jp/00868/0004504868

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