ランチミーティング 「体育会系」著者を迎えて
6月27日(土)
|patatipatata
エッセイストのサンドラ・ヘフェリンさんを講師にお招きして、今年2月に出版された「体育会系 日本を蝕む病」(光文社新書)についてのお話を伺います。
日時・会場
2020年6月27日 11:30 JST
patatipatata, 日本、〒111-0053 東京都台東区浅草橋5丁目5−5
参加者
イベントについて
2020年6月27日(土)、11:30(ZOOM講演は12:30)より、エッセイストのサンドラ・ヘフェリンさんを講師にお招きして、今年2月に出版された「体育会系 日本を蝕む病」(光文社新書)についてのお話を伺いました。サンドラさんは日本とドイツのハーフで、エッセイスト、コラムニストとしてご活躍されています。会場は浅草橋のフレンチレストラン、パタティパタタ (http://www.patatipatata.jp/food) で、会員六名とゲスト一名が参加されました。
「体育会系」とサンドラさんが呼んでいるのは、何でも頑張れば解決できる、やり遂げられるという考え方です。学校や職場で頻繁に起こるイジメやパワハラ、また、国際結婚をして何か問題が生じ悩んでいる人に対する「外国人と結婚したんだから、自分の責任でしょう」と言った発言や、更に、国籍法のことにも触れ、「日本国籍か外国籍か、どちらかを選べ!」というのも「体育会系」的な考え方から発するものです。これは自分自身に対する態度や考え方であるならそれほど問題ではないけれど、他者に対して強要することで、問題になるのではないかと考えられます。サンドラさんはご著書でも紹介なさった色々なエピソードを交えながら、日本で生活するようになった頃から日独の違いを通じて意識しておられた「体育会系」をテーマに、楽しいお話をして下さいました。YouTubeに致しましたので、是非ご覧ください。https://www.youtube.com/watch?v=zkdpLW9TJXw&feature=youtu.be